航空隊

航空隊の編成
本ゲームでは同一機種で形成される20〜50機程度の部隊を「大隊」として一まとめに管理します。
偵察機や夜間戦闘機、電波管制機などの少数運用が基本となる機体は小隊ないし中隊で運用する場合もあります。
便宜上、大隊・中隊としますが、同一軍内の編成の再編・命名はPLに委ねます。
練度は機体操縦に関する習熟度をあらわしています、60程度が平時の普通の第一線部隊です。


ゲーム開始時の状況

東日本航空隊

海軍 装備機 所在地 機数 練度
第一戦闘機大隊 光電 新潟 48 60
第二戦闘機大隊 橘花 厚木 36 75
第三戦闘機大隊 橘花 横須賀 40 75
第四戦闘機大隊 炎電 千歳 48 25
第五戦闘機大隊 光電 千歳 48 40
第一夜間戦闘機大隊 橘花夜戦 厚木 30 75
第二夜間戦闘機大隊 連山夜戦 厚木 24 75
第一特殊戦闘機大隊 蝮龍 横須賀 48 25
第一攻撃機大隊 連山 羽田 36 75
第二攻撃機大隊 連山 百里 36 75
第三攻撃機大隊 流星改 舞鶴 36 50
第四攻撃機大隊 靖国 藤枝 36 60
第一電探機中隊 連山電探 厚木 9 75
第一偵察中隊 景雲改 百里 8 75
第二偵察中隊 景雲改 美保 9 60
第一大艇中隊 蒼空 伊丹 9 75
第二大艇中隊 蒼空 徳島 9 75
第一対潜中隊 大洋 小松 12 70
第二対潜中隊 大洋 仙台 12 70
第三対潜中隊 大洋 大湊 12 70
陸軍 装備機 所在地 機数 練度
第一戦闘大隊 火龍改 新潟 48 60
第二戦闘大隊 火龍改 立川 36 75
第三戦闘大隊 火龍 岩国 38 75
第四戦闘大隊 火龍 高松 36 75
第五戦闘大隊 火龍 千歳 20 80
第六戦闘大隊 飛燕改 筑波 36 75
第七戦闘大隊 飛燕改 入間 36 75
第八戦闘大隊 飛燕改 調布 36 80
第一夜間戦闘大隊 火龍夜戦 岩国 36 75
第二夜間戦闘大隊 飛龍夜戦 羽田 36 75
第一戦闘爆撃大隊 疾風改 広島 36 75
第二戦闘爆撃大隊 疾風改 横田 30 80
第三戦闘爆撃大隊 疾風改 岩国 36 75
第一戦略爆撃大隊 秋津 小松 48 60
第一戦略護衛機大隊 小松 48 60
第一襲撃機大隊 七式襲撃機 岩国 28 75
第二襲撃機大隊 七式襲撃機 高松 20 80
第三襲撃機大隊 七式襲撃機 新潟 48 40
第一爆撃大隊 飛龍 伊丹 24 75
第二爆撃大隊 飛龍 広島 20 80
第三爆撃大隊 飛龍 横田 48 70
第四爆撃大隊 飛龍 三沢 10 90
第五爆撃大隊 飛龍 仙台 10 90
第一早期警戒中隊 飛龍電探 広島 12 75
第一戦略偵察中隊 六司偵 伊丹 12 75

西日本空軍

西日本空軍 装備機 所在地 機数 練度
第1戦闘機大隊 旭光 福岡 43 70
第2戦闘機大隊 慧光 芦屋 38 75
第3戦闘機大隊 天風 芦屋 36 75
第4戦闘機大隊 天風 松山 38 75
第5戦闘機大隊 震電改 松山 43 75
第6戦闘機大隊 烈風改 硫黄島 38 75
第7戦闘機大隊 烈風改 福岡 36 75
第8戦闘機大隊 烈風改 高知 38 70
第1戦闘爆撃機大隊 台風 大分 36 70
第2戦闘爆撃機大隊 台風 高知 36 70
第3戦闘爆撃機大隊 電光 鹿屋 36 70
第4戦闘爆撃機大隊 電光 鹿屋 36 70
第1攻機撃大隊 新星 福岡 24 75
第2攻撃機大隊 新星 高知 24 75
第3攻機撃大隊 新星 鹿児島 24 60
第1夜間戦闘機大隊 烈風改夜戦 硫黄島 36 75
独立第1夜間戦闘機中隊 烈風改夜戦 芦屋 9 60
独立第2夜間戦闘機中隊 烈風改夜戦 松山 7 60
第1重爆撃大隊 富嶽 グアム 21 70
第2重爆撃大隊 富嶽 グアム 21 70
第1早期警戒中隊 富嶽電探 新田原 9 75
第1偵察大隊 慧光偵察型 芦屋 9 75
第1飛行艇中隊 蒼空 硫黄島 7 60
第2飛行艇中隊 蒼空 硫黄島 9 60
第3飛行艇中隊 蒼空 高知 9 60
第4飛行艇中隊 蒼空 高知 9 60
第5飛行艇中隊 蒼空 鹿屋 9 60
第6飛行艇中隊 蒼空 鹿屋 9 60

米軍

米軍 装備機 所在地 機数 練度
第1戦闘機大隊 F86F 大分 40 70
第2戦闘機大隊 F86 大村 40 70
第3戦闘機大隊 P51 硫黄島 48 70
第4戦闘機大隊 P51 硫黄島 48 70
第5戦闘機大隊 P51 硫黄島 48 65
第1戦闘爆撃機大隊 F84F ハワイ 35 50
第1護衛戦闘機大隊 F82 グアム 48 70
第2護衛戦闘機大隊 F82 グアム 48 70
第3護衛戦闘機大隊 F82 グアム 48 70
第1夜間戦闘機大隊 F82夜戦 硫黄島 40 70
第2夜間戦闘機大隊 F82夜戦 硫黄島 40 70
第1戦略爆撃大隊 B36 グアム 45 70
第2戦略爆撃大隊 B50 グアム 45 70
第3戦略爆撃大隊 B50 グアム 45 70
第1戦略偵察中隊 B29偵察機型 サイパン 12 70
第1管制中隊 B29電探機型 グアム 12 75
第2管制中隊 B29電探機型 沖縄 12 75
救難隊 UF2 サイパン 50 75

航空機解説

東日本海軍 機種名             生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
局地戦闘機 光電(Ta183B) 4 9 2 1100 1050 後退翼ジェット戦闘機・史実MiG15bis相当
局地戦闘機 橘花(Me262) 5 7 1 1050 870 初期型双発ジェット戦闘機
局地戦闘機 炎電(He262) 7 6 0 600 840 背負い式単発ジェット戦闘機
特殊戦闘機 蝮龍(Ba349ナッター) 9 7 0 50 1000 使い捨て有人ロケット機、搭乗員は落下傘脱出
艦上戦闘機 征風 4 8 0 1600 920 日本海軍開発の双発ジェット艦上戦闘機
艦上戦闘機 陣風改 9 5 2 2100 685 試作艦上戦闘機にドイツのエンジン搭載
陸上攻撃機 靖国 4 2 6 3800 540 陸軍双発爆撃機を海軍向けにしたもの
陸上攻撃機 連山 2 3 7 7400 600 海軍四発プロペラ爆撃機
夜間戦闘機 連山夜戦 2 4 0 7400 600 連山に電探と対爆撃機用大口径砲を搭載したもの
艦上攻撃機 銀星 3 4 8 1800 880 日本海軍開発双発ジェット艦上攻撃機
艦上攻撃機 流星改 7 3 5 2400 560 流星ドイツエンジン搭載型
特殊攻撃機 晴嵐改 5 1 3 1800 500 潜水艦搭載用水上機
艦上偵察機 景雲改 3 3 0 1600 800 史実試作偵察機のジェット化
艦上偵察機 彩雲 8 1 0 5300 610 プロペラ艦上偵察機の傑作
対潜哨戒機 大洋 6 1 3 3700 490 史実試作哨戒機
大型飛行艇 蒼空 3 1 3 3900 370 史実試作大型輸送飛行艇
東日本陸軍 機種名             生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
戦闘機 火龍改(Me262HG3) 3 9 3 1400 1000 後退翼・エンジン換装の亜音速戦闘機
戦闘機 火龍(Me262) 5 7 2 1050 870 初期型双発ジェット戦闘機、橘花と同型
戦闘機 疾風改 7 6 3 2500 690 四式戦闘機ドイツ製エンジン搭載
戦闘機 飛燕改 9 5 0 1800 640 三式戦闘機ドイツ製エンジン搭載
特殊戦闘機 剣(Me1104) 6 6 0 200 980 秋津に搭載の使い捨て超小型戦闘機
夜間戦闘機 飛龍夜戦 3 4 0 3800 540 飛龍に電探と対爆撃機用大口径砲を搭載したもの
爆撃機 七式襲撃機 8 3 5 800 550 イリューシン10襲撃機のライセンス生産
爆撃機 飛龍 4 2 6 3800 540 陸軍双発爆雷撃機
爆撃機 秋津(Me264) 1 1 4 10000 500 ドイツ開発の超長距離四発プロペラ爆撃機
偵察機 六式司偵 3 3 0 1400 900 百式司偵のジェット化
西日本空軍 機種名 生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
艦上戦闘機 閃電改 5 7 0 600 850 試作双胴推進プロペラ式戦闘機のジェット化
艦上戦闘機 台風 6 6 3 2500 720 米F4Uコルセア輸入機
艦上戦闘機 天風 7 6 1 1800 715 米F8Fベアキャット輸入機
艦上戦闘機 烈風改 9 5 2 2600 700 海軍艦上戦闘機に米空冷発動機を搭載
戦闘機 旭光 3 9 3 2120 1100 F86セイバー輸入機
戦闘機 彗光 4 8 2 2220 930 F80シューテングスター輸入機
戦闘機 震電改 5 7 1 800 900 日本海軍試作推進プロペラ機のジェット化
戦闘機 電光 6 5 3 3540 715 P47サンダーボルト輸入機
艦上爆撃機 新星 6 4 6 3600 520 ADスカイレイダー輸入機
爆撃機 富嶽 1 3 8 9650 590 B29スーパーフォートレス輸入機
大型飛行艇 蒼空 3 1 3 3900 370 史実試作大型輸送飛行艇/東のものと同型
襲撃機 畢方試作型 2 1 1 4723 357 ガンシップ試作型
米軍機 機種名 生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考(米軍機の生産は新たにライセンス許諾が必要)
艦上戦闘機 FHファントム 6 6 0 1100 716 世界初のジェット艦上機
艦上戦闘機 F2Hバンシー 5 7 0 2761 933 ファントムから発展した艦上戦闘機
艦上戦闘機 F9Fパンサー 5 7 2 1900 957 グラマン社製作の艦上戦闘機
艦上戦闘機 F9F-6クーガー 4 8 2 1600 1041 後退翼ジェット艦上戦闘機
戦闘機 F100スーパーセイバー 3 11 3 3210 1390 超音速戦闘機
戦闘機 F86Fセイバードッグ 3 9 3 2200 1150 夜戦可能なセイバー発展型
戦闘機 F84Fサンダーストリーク 5 8 4 3770 1100 後退翼をもつジェット戦闘爆撃機
戦闘機 F82ツインムスタング 4 5 3 4600 742 ムスタングを二つつなげた双胴機
戦闘機 P51ムスタング 6 6 2 3700 781 前大戦での主力プロペラ戦闘機
艦上攻撃機 A3Dスカイウォーリア 2 5 7 2130 980 最新鋭艦上攻撃機
爆撃機 B47ストラトジェット 1 5 8 6437 945 ジェット大型爆撃機
爆撃機 B36ピースメイカー 1 5 9 11000 686 六発の超大型爆撃機
爆撃機 B50スーパーフォートレス 2 4 8 9270 636 B29の発展型
大型飛行艇 UF2アルバトロス 3 1 3 4587 380 双発の救難飛行艇
英軍 機種名             生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
戦闘機 ムスタングV 6 6 3 3200 750 P51ムスタング改造機
艦上戦闘機 シーヴェノム 5 7 2 1730 960 ジェット艦上戦闘機
艦上爆撃機 ワイバーン 6 3 5 1460 616 プロペラ戦闘攻撃機
艦上哨戒機 ガネット 7 1 3 1510 478 対潜哨戒機
独軍 機種名 生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
艦上戦闘機 Me109T-5 7 6 0 580 720 Me109Kを原型とした艦載機
戦闘機 Me1101ローテバロン 3 10 1 2000 1200 ドイツ空軍現用主力亜音速戦闘機
戦闘機 Ta183Vフッケバイン 3 11 2 1400 1450 超音速化したTa183最終生産型(Mig19光電三型)
戦闘機 Me1110ウルクハイ 2 12 3 1700 1880 超音速最新鋭戦闘機(Su9咆電)
爆撃機 He323ヴォルトベーア 3 2 7 15000 925 大陸間戦略爆撃機
爆撃機 He443フレスベルグ 1 5 8 7200 1050 中距離ジェット戦略爆撃機
露軍 機種名             生産性 戦闘 爆撃 航続距離 最高速 備考
戦闘機 Mig17(Ta183U) 3 10 2 1600 1200 独輸入機(史実Mig17とは別機)和名は光電二型
爆撃機 Il28ビーグル 2 4 6 2400 876 イリューシン開発の双発ジェット爆撃機

本リストは同時代の全ての機体を網羅したものではありません。技術的に可能な機体は存在することとして構いません。
ただしリストに無い機体の生産に関してはリストへ追加することもありますが、
開発やライセンス許諾アクションの必要性の指摘、没といった対応がとられることもあります。

表に無い改造機に関するルール
夜戦機は原型機から生産性-1、戦闘-1、爆撃-2とする。(-の場合はゼロ)
偵察機は原型機から生産性-1、爆撃力は無しとする。
管制機は原型機を生産したのちに改装1機ごとに生産力1Pを消費。性能は戦闘-1、爆撃無し
なお、他機体管制のための装備、人員のため、原則として4発以上の大型機である必要があります。

本リストにある航続距離(km)、最高速度(km/h)はあくまで目安であり、実質戦闘半径はその3〜4割ですし、
いつも最速度がでるとは限りません、 増槽、爆装によっても変化します。参加者各自でご確認下さい。
戦闘・爆撃の数値はランク分けのため数値と実際の戦闘値が正比例するとは限りません。
爆撃可能な戦闘機に爆撃を行わせると荷重のために戦闘に-1の修正が入ります。


機種解説

◆戦闘機
 文字通り、敵の戦闘機や爆撃機と戦うための機体です。その目的は、敵の爆撃を阻止し、逆に味方の爆撃機を護衛して攻撃を成功させることにあります。任務の性質上、攻撃力と回避性能が求められますので、単座(一人乗り)の小型機が主流です。
 武装は、12ミリから30ミリの機銃を装備するのが一般的です。空対空ミサイルは米独両国で研究が最終段階に入っていますが今のところ実戦で使われていません。
 現在世界的にプロペラ機からジェット機への移行期にあります。長距離護衛などの航続力の必要な場面で燃費の良いプロペラ機が使われていますが、エンジンの開発で問題は克服されつつあります。また、大馬力化によって爆弾を積む余裕が生まれ、爆弾やロケット弾を積んで戦闘爆撃機化しつつありますが、専門の爆撃機に比べて搭載量・命中率は劣ります。

◆夜間戦闘機
 戦闘機の活動が困難な夜間に爆撃を行うことが多いため、その阻止に特化した夜間戦闘機(以下夜戦)が存在します。夜戦は、夜間飛行に不可欠なレーダーやそれを扱う航法士などを乗せるため、同種の昼間戦闘機よりも機動性に劣りますが、夜間は基本的に相手の護衛機も飛びにくいため容認されています。最新鋭機ではレーダーを最初から搭載し昼間戦闘と夜間戦闘の両方をこなす全天候型戦闘機も配備されつつあります。

◆戦略爆撃機
 敵の継戦能力を麻痺させて『戦争』に勝つための機体です。大型爆弾かまたは多数の小型爆弾を搭載して、道路や飛行場などのインフラや工場といった「直接の戦闘能力も攻撃をかわす能力もないが、戦争遂行に必要であり、破壊の為には強力な爆撃をしなければならない」目標を攻撃します。港湾や洋上に機雷を散布して、海上交通を不可能にすることもこれに含まれます。
 任務の性質上大型であり、その開発は今も昔も日本の技術や国力が許すところではありませんでした。そのため、東日本では秋津、西日本では富嶽といずれも輸入機を用いています。

◆戦術爆撃機
 地上部隊や艦船を撃破して『戦闘』に勝つための機体です。戦略爆撃機よりは小型で爆弾搭載量も少ないですが、その分小回りが利き、移動目標への精密爆撃を行います。戦術爆撃機の中でもとりわけ小型で、地上部隊攻撃に特化したものを襲撃機などと呼ぶこともあります。
 爆撃機を開発していたメーカーとそのスタッフが分断線より東側に存在した結果として、東日本では第三次大戦機の性能向上型、西日本は米軍の戦闘機を流用しています。


◆管制機
迎撃を効率的に行うための飛行レーダー基地とでも呼ぶべき存在です。大出力レーダーを始めとする多くの電子機器を搭載しており、敵の早期発見、それに基づく戦闘指揮、敵の通信・レーダー妨害など、いわゆる電子戦を行う能力を持ちます。 任務の性質上、長時間継続できてこそ価値があります。また、自らが戦うことは想定されません。よって、鈍重でも滞空時間が長い大型機がその任にあります。

◆偵察機
 管制機による早期警戒とは逆に、こちらから敵を捜しに行く機体です。攻撃の前提として敵を発見すること及び攻撃の成果を確認するための戦術偵察機と、敵がどの場所にどれほどの兵力を配置しどのような作戦を行うつもりかを調べる任務を持つ戦略偵察機に大別されます。いずれにせよ、軽武装または全くの非武装の小型機で、スピードで敵を振り切るように設計されています。B29の偵察機型だけは例外で、ちょっとやそっとの攻撃ではびくともしない防弾性能をコンセプトにしています。

◆対潜哨戒機
 潜水艦を発見し狩り立てるための機体です。広い海域を探査し、発見した潜水艦を追尾し、独力あるいは味方の艦船や航空機と連携して撃沈する任務の必要上、長時間かつ低速での活動能力、対海中索敵能力、一定以上の通信能力、そして潜水艦を沈めるのに必要十分な程度の爆撃能力が求められます。また、基本的に自国の制空権内での任務となるため、対空装備はゼロまたはそれに近いものです。


航空隊のアクション

航空隊司令官は指揮下部隊に対して命令を別表にて選択し、 作戦遂行について注意点や固有の戦術などを記載します。

■航空隊の移動を命令します。
【移動先】 参考日本主要航空基地
【避難先】 飛行場が破壊・占領された時に移動したい先です。特別に必要であれば記述してください。
短時間に極端に移動を反復実施する場合や、過度の機体集中は整備上の制約からペナルティが付くことがあります。

■部隊行動
【制空】ファイタースイープ・攻撃隊護衛を実施します。
【防空】特定地域の防衛を目標として直援・迎撃を実施します
【部隊攻撃】敵地上軍へ直接爆撃を行って近接航空支援を実施します。
【施設破壊】航空基地爆撃や道路を破壊して航空阻止攻撃などを実施します。
【戦略爆撃】工場爆撃・都市爆撃・機雷投下などを実施します。
【対艦攻撃】敵艦隊を攻撃します。
【哨戒管制】敵情報の収集、対潜哨戒、味方部隊の誘導を行います。
【航空輸送】味方部隊への物資輸送を行います。
【訓練】訓練を行って練度を上昇させます。


アクション例
●参加者名:サンプル空太(ハンドルネーム可)
●メインキャラクター名:空野勝
●性別:男
●国籍:日本国
●年齢:36
●職業:【高級司令官】第1戦闘爆撃大隊長
●技能:【航空】★★★★★
●アクション要旨:四国にいる東軍地上部隊を叩く。(15文字)
●アクション補足:松山基地に移動して断続的に東軍地上部隊を攻撃して疲労を誘う。ロケット攻撃を多用する。(43文字)

●別表(エクセル表でメール添付)
-----------
              【移動先】 【避難先】 【部隊行動】
第1戦闘爆撃機大隊  松山    大分   部隊攻撃
-----------
●残りMSP:5


航空機の生産
<生産力>も参照のこと

 航空隊(空軍)を指揮監督すべき要職(陸海大臣・防衛大臣)にある人はアクションにて航空機の生産計画を示し、前線への機体供給が途絶えることの無いようにしなくてはなりません。また、これに該当すべき要職のキャラクターが不在の場合、首班あるいはその委任を受けた要職及び高級司令官が代行して生産計画アクションを提出することができます。

航空機の生産は生産可能機に対して【生産力】を割り振ることで行います。

アクション例、
【航空機生産】烈風改へ【生産力】10。

 実際に生産される機体数は投入した【生産力】に機体の【生産性】をかけた数です。上の例ですと10×9=90機です。一ターンにつき【生産力】を越えた数の機体数は生産できません。越えた分の生産は無効となります。航空機生産アクションが未着の場合は航空機生産に投入された【生産力】からマスターが生産の判断を行います。


航空機の配備
 生産された航空機は次のターンに予備機としてストックされます。航空隊(空軍)を指揮監督すべき要職(陸海大臣・防衛大臣)にある人は前ターンに生産した機体を配備します。また、これに該当すべき要職のキャラクターが不在の場合、首班あるいはその委任を受けた要職及び高級司令官が代行して配備アクションを提出することができます。

アクション例 (予備機、烈風改90機)
【航空機配備】烈風改を第6戦闘機大隊へ14機。
         第10戦闘機大隊(新設)へ40機。
         第1戦闘爆撃機大隊の電光から換装36機。
         換装元の電光36機で第5戦闘爆撃機大隊を編成。

・予備機には特別な配慮が無い限り、新兵(練度20)搭乗することになります。
・既存部隊への補充を行った場合は練度は平均化されます。
・乗り換えは練度の低下を惹き起こす場合があります。
・同一部隊は同一機種で統一してください。

 航空機配備アクションが未着の場合は予備機は次回ターンへ持ち越されます。また、配備に矛盾が生じた場合はマスターが合理的に解釈を加える場合があります。


※このページのデータはゲーム用の資料であり、掲載されている人物・団体・地名はすべてフィクションです。




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